昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄が揃って続落となり、株安・金利安・原油横ばいの相場展開となった。ゴールドはわずかに下落する中、シルバーの下落が著しく、一時2%近く急落。現在は20.83ドルとなっている。暗号資産は小幅に下落し、BTCUSDは、2万ドルのわずか上である20,247付近での推移だ。
為替市場は、昨日米ドルが最強通貨となったと同時に、加ドルの躍進が目立ち、加ドル円は104.965から106.219まで約120pipsの上昇となった。加ドル円は直近下落にフィボナッチ・リトレースメントを当てた78.6%まで回復しており、時間足20MAに下値を支えられている。このまま上昇が継続するのか、注視したい。
本日の指標は、16:00にトルコ・経済信頼感、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:00に独・消費者物価指数(速報値)、21:30に米・第1四半期GDP、米・個人消費、米・コアPCEデフレーター、22:00に英・ベイリーBOE総裁の発言、欧・ラガルドECB総裁の発言、米・パウエルFEB議長の発言、23:30に米・週間原油在庫、24:30に米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言、26:05に米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言がある予定だ。米国時間での指標発表と要人発言に十分警戒したい。