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米・個人消費に注目か

米・個人消費に注目か

米・個人消費に注目か
2022.06.29
本日のポイント
  1. 米・パウエルFEB議長の発言
  2. 米・個人消費

昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄が揃って続落となり、株安・金利安・原油横ばいの相場展開となった。ゴールドはわずかに下落する中、シルバーの下落が著しく、一時2%近く急落。現在は20.83ドルとなっている。暗号資産は小幅に下落し、BTCUSDは、2万ドルのわずか上である20,247付近での推移だ。

為替市場は、昨日米ドルが最強通貨となったと同時に、加ドルの躍進が目立ち、加ドル円は104.965から106.219まで約120pipsの上昇となった。加ドル円は直近下落にフィボナッチ・リトレースメントを当てた78.6%まで回復しており、時間足20MAに下値を支えられている。このまま上昇が継続するのか、注視したい。

本日の指標は、16:00にトルコ・経済信頼感、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:00に独・消費者物価指数(速報値)、21:30に米・第1四半期GDP、米・個人消費、米・コアPCEデフレーター、22:00に英・ベイリーBOE総裁の発言、欧・ラガルドECB総裁の発言、米・パウエルFEB議長の発言、23:30に米・週間原油在庫、24:30に米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言、26:05に米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言がある予定だ。米国時間での指標発表と要人発言に十分警戒したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。