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対加ドルで弱含んでいる米ドルの値動きを注視か

対加ドルで弱含んでいる米ドルの値動きを注視か

対加ドルで弱含んでいる米ドルの値動きを注視か
2022.06.28
本日のポイント
  1. 米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言
  2. 英・カンリフBOE副総裁の発言

昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄が揃って3営業日振りに反落となり、株安・金利高・原油高の相場展開となった。暗号資産は安値圏での推移が継続しており、BTCUSDは20,700ドル台での値動きだ。ゴールドは4時間足でのレンジ推移となっており、1,825ドル付近で方向感を探っている。

為替市場は、米ドルが対加ドルで下落しており、米ドル加ドルは日足レンジ内上限の1.307からの下落が継続している。現在の米ドル加ドルは1.286付近となっており、日足20MAの真上に位置している。米ドル加ドルは直近で下値1.251付近を下限とし、パワーバランスを保っているため、このまま下落が継続するのか、注視したい。

本日の指標は、15:00に独・GFK消費者信頼感調査、15:45に仏・消費者信頼感指数、17:00に欧・ラガルドECB総裁の発言、19:00に英・カンリフBOE副総裁の発言、21:30に米・卸売在庫(速報値)、22:00に米・S&P/ケース・シラー住宅価格指数、23:00に米・消費者信頼感指数、米・リッチモンド連銀製造業指数、米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言、26:00に米・7年債入札がある予定だ。欧州時間での要人発言に注意しつつ、米ドルの通貨強弱を静観したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。