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米国時間からの価格変動に要警戒か

米国時間からの価格変動に要警戒か

米国時間からの価格変動に要警戒か
2022.04.18
本日のポイント
  1. 欧州がイースターマンデーにより休場
  2. NZ・オアRBNZ総裁の発言

先週末は、米国市場でグッドフライデーにより株式市場が休場となり、米債長短金利が上昇傾向となった。米10年債利回りは2.88%まで上昇。ゴールドも出口の見えないウクライナ情勢の緊迫懸念から上昇傾向となっており、1,988ドル付近まで続伸。現在は1,984ドル付近で推移している。

為替市場は、大きな窓なくスタートし、本日のアジア時間で米ドルが最強通貨、NZドルが最弱通貨となっている。豪ドル米ドルは4日続落となっており、先月の安値水準である0.672を割り込んだ。このまま上昇が継続となると、次のサポートラインである0.670まで節目がないため、このラインを意識しておきたい。

本日の指標は、20:30にトルコ・住宅市場指数、29:00に米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言、NZ・オアRBNZ総裁の発言が予定されており、日本と米国を除く主要国が、イースターマンデーにより休場となる。欧州の祝日による流動性の低下に注意しつつ、米国時間からの価格動向に注視したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。