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ラガルドECB総裁の発言内容に注意か

ラガルドECB総裁の発言内容に注意か

ラガルドECB総裁の発言内容に注意か
2022.03.21
本日のポイント
  1. 米・シカゴ連銀全米活動指数
  2. 米・パウエルFRB議長の発言

先週末は、米国市場で、主要株価指数3銘柄がそろって5日続伸となり、株高・金利横ばい・原油横ばいの相場展開となった。ダウ平均は前日比プラス0.80%の34,754ドルでの着地となり、2020年11月以来の高い上昇率となった。高値圏から急落していたゴールドは、本日のアジア時間で反発傾向となっており、現在は1,924ドル付近で推移している。

為替市場は、大きな窓なくスタートし、強含んでいる豪ドルに対しポンドが軟調な展開を見せており、ポンド豪ドルは先週末のレンジ推移を本日のアジア時間で下抜け、1.773辺りで下値を試している。ただ、時間足で1.773付近にはサポートラインが存在するため、このラインを下抜けるのかに注目したい。

本日の指標は、16:00に独・生産者物価指数、16:30にラガルドECB総裁の発言、17:30に香港・経常収支、香港・消費者物価指数、21:30に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、21:30に米・シカゴ連銀全米活動指数、25:00に米・パウエルFRB議長の発言が予定されている。週始めの為替市場が、要人発言により変化を見せるのか、注目したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。