昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇し、NYダウは0.03%高、S&P500は0.60%高、ナスダック総合は1.18%高となった。AI関連株への買いが目立つ一方、米10年債利回りは5.00%前後で推移した。原油は中東の外交交渉を巡る期待から反落し、ブレント原油先物は1.67%安の113.88ドル、WTI原油先物は1.83%安の99.90ドルで終了。米天然ガス11月限は100万BTU当たり2.697ドルへ上昇し、COMEX金先物12月限も4,074.60ドルへ上昇した。
為替市場は、米金融政策を巡る思惑で米ドルが底堅く、ドル円は27日の157.42~157.99円の範囲で上昇した。28日朝には豪州の9月CPIが前年比4.3%と予想を上回り、豪ドル米ドルは0.703ドル台で推移。一方、NZ中銀が市場の利上げ予想に反して2.75%で金利を据え置くと、NZドル米ドルは一時0.5585ドルまで急落した。原油安の中で加ドルも対米ドルでやや軟調となり、通貨間で金融政策の見通しによる強弱が鮮明となった。
本日の指標は、オセアニアの物価統計と金利決定に続き、16:00にドイツの11月GFK消費者信頼感、21:30に米9月卸売在庫が控える。22:45にはカナダ中銀の政策金利発表が予定され、現行2.25%から2.50%への利上げを予想する見方が優勢となっている。商品市場では23:30の米EIA週間石油在庫統計が原油の需給を見極める材料となる。さらに27:00の米FOMC、27:30のウォーシュFRB議長会見が続くため、金利・原油・為替の連動を慎重に見極めたい。