昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇し、NYダウは0.28%高、S&P500は0.70%高、ナスダック総合は0.83%高となった。AI関連株の買い戻しが広がる一方、米10年債利回りは5.00%前後で推移した。原油は中東情勢の緊張緩和期待から反落し、ブレント原油先物は0.8%安の115.81ドル、WTI原油先物は1.46%安の101.76ドルで終了。米天然ガス先物11月限も100万BTU当たり2.602ドルへ下落したが、金現物は1オンス4,020ドル前後へ反発した。
為替市場は、米ハイテク株の反発によって円への逃避需要が後退し、ドル円は26日に156.65~157.64円の範囲で上昇した。27日朝も157円台半ばで推移しており、日銀の金融政策見通しが焦点となる。一方、原油価格が反落する中、加ドルは直近の上昇が一服し、米ドル/加ドルは1.40カナダドル前後でもみ合った。ユーロはフランスの財政不安から対ドルで軟調となり、通貨間の強弱が分かれた。米指標による方向感の変化に注視したい。
本日の指標は、21:30に米9月耐久財受注が発表され、前月比1.9%増が予想される。22:00にはケース・シラー住宅価格指数など住宅価格関連指標が控える。23:00には米9月新築住宅販売件数と10月消費者信頼感指数が公表され、予想はそれぞれ年率65.0万件、81.0となっている。原油や金は米金利見通しの変化にも反応しやすく、FOMC初日を迎える中、為替と商品市場が同じ方向に動くか慎重に見極めたい。