昨日は、米国市場で主要株価3指数がそろって下落し、NYダウは0.09%安、S&P500は1.11%安、ナスダック総合は1.88%安となった。米CPI上振れに加えAI関連株への売りが強まり、米10年債利回りは一時5.30%台へ上昇した後、5.19%付近まで低下。WTI原油は1.01%高の95.09ドル、ブレント原油は0.35%高の106.06ドルとなる一方、金は1.45%安の4,096ドル台、米天然ガス先物は2.6%安の3.198ドルとなった。
為替市場は、CPI上振れを受けてドル指数が一時18カ月ぶり高値まで上昇したものの、米金利の反落とともに上げ幅を縮小した。本日アジア時間はドル指数が101.99付近、ドル円は157円台後半へ下落し、ユーロドルは1.1223ドル付近まで反発。商品市場ではWTI原油が94.11ドル、ブレント原油が104.42ドルへ反落する一方、金は4,158ドル前後へ1%以上上昇し、前日の値動きが巻き戻されている。
本日の指標は、15:00に英8月GDP、18:00にユーロ圏8月鉱工業生産、21:30に米9月小売売上高とPPI、新規失業保険申請件数などが予定されている。前日のCPI上振れで株式と金が下落した一方、本日は金利低下とドル安が進んでいる。米指標を受けて金利が再上昇するのか、株価指数、ドル、金、原油の資産間の方向が再び変化するのか慎重に確認したい。