昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは78.4ドルまで上昇。一方の天然ガスは約6.8%下落し、3.92ドルまで落ち込んだ。主要貴金属5銘柄はすべてが下落となり、特に下落幅の大きかったシルバーは、前日から約2.1%低下。29ドル台まで値を下げた。
為替市場は、他の欧州通貨が上昇する中、ポンドの上値が重くなった。ポンド米ドルは1.2136から1.2248の間で推移。時間足20MAをまたいでの方向感に欠ける値動きが見られた。4時間足では20MAに上値をレジストされる展開が継続しており、日足ではRSIが売られ過ぎラインの30まで落ち込んでいる。
本日の指標は、15:00に日・工作機械受注、16:00に英・消費者物価指数、英・生産者物価指数、19:00に欧・鉱工業生産、21:00に米・MBA住宅ローン住宅ローン申請指数、22:30に加・製造業出荷、米・消費者物価指数、23:00に加・中古住宅販売件数、23:20に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、24:30に米・週間原油在庫、25:00に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言が予定されている。上値の重いポンドが欧州時間にて回復を見せるのか、方向性を見極めたい。