昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄が祝日により休場となり、金利安・原油横ばいの相場展開となった。原油WTIは68.9ドル付近で推移。天然ガスは約3.4%回復し、3.3ドル台まで値を上げた。主要貴金属5銘柄は銅以外が上昇となり、大きく上昇したプラチナは前日から約1%上昇し、941ドル付近での推移となった。
為替市場は、一昨日とは対照的に日本円が最弱通貨となった。加ドル円は107.455から108.519まで反発。時間足20MA下位から上位へと舞い戻った。ただ本日のアジア時間では再び円高が進行しており、すでに107.057まで値が落ちている。休場明けの米国参戦により円高が進行するのか、方向性に注視したい。
本日は、8:30に日・雇用統計、日・東京消費者物価指数、8:50に日・鉱工業生産、16:00にタイ・経常収支、16:45に仏・生産者物価指数、仏・消費者物価指数、17:00にスイス・実質GDP、スイス・KOF先行指数、17:55に独・雇用統計、19:00に欧・消費者物価指数(HICP)、19:30に英・BOE金融安定報告書、20:00に英・ベイリーBOE総裁の記者会見、22:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、22:30に加・実質GDPが発表予定となっている。米休場明けに進行した円高の持続性に十分注意したい。