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日本市場が祝日の中通貨強弱性が大きく変化するのか注視か

日本市場が祝日の中通貨強弱性が大きく変化するのか注視か

日本市場が祝日の中通貨強弱性が大きく変化するのか注視か
2024.09.16
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本日のポイント
  1. スイス・生産者物価指数
  2. 米・NY連銀製造業景気指数

先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは67.9ドルまで下落。天然ガスも同様に約3.5%下落し、2.27ドルまで値を下げている。主要貴金属5銘柄は銅以外が上昇となり、唯一下落した銅は、前日から0.31%下落し4.21ドル台での推移となった。

為替市場は、米国時間でNZドルが最弱通貨となった。NZドル円は87.711から86.515まで下落。時間足20MAタッチで反落した。4時間足ではボリンジャーバンド-2σまで低下しており、日足ではRSIが売られすぎサインの30直下まで下落している。このままNZドルが米国時間でも対円で弱含んでいくのか、下伸性に警戒したいところだ。

本日の指標は、8:01に英・ライトムーブ住宅価格、15:30に印・卸売物価指数、スイス・生産者物価指数、18:00に欧・貿易収支、21:30に加・製造業生産高、21:30に米・NY連銀製造業景気指数、22:00に加・中古住宅販売件数が発表予定となっている。日本市場が祝日により休場となっている中、通貨強弱性が大きく変化するのか慎重に見極めたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。