先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは77.5ドルまで約2.5%下落。一方の天然ガスは2.2%上昇し、1.83ドル付近で推移している。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく上昇したゴールドは、前日から1.01%値を上げ2,178ドル台を維持している。
為替市場は、本日のアジア時間で日・第4四半期GDP二次速報値が発表され、前期比年率で前回値のマイナス0.4%からプラス0.4%に改善したことで、日本円が対ポンドで反発した。ポンド円は189.116から188.454まで回復。時間足での下ヒゲ陰線となった。依然上値を時間足20MAに抑えられているため、まずは直近安値の188円ミドルを下へ抜け切るのか、注視したい。
本日の指標は、8:50に日・GDP、日・マネーストック、15:00に日・工作機械受注、16:00にノルウェー・消費者物価指数、トルコ・雇用統計、26:00に英・マンMPC委員の発言、米・3年債入札が発表予定となっている。日・第4四半期GDP速報値が改善で日本円の上値が伸びるのか注目したい。