原油高に伴い上昇しているオセアニア通貨の流れに要注目か

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは73.6ドルまで上昇。天然ガスも同様に約5.9%上昇し、3.17ドル付近で推移している。主要貴金属5銘柄はゴールド以外が下落となり、ゴールドは前日からプラス0.31%の2,035ドル台で、上値を試している。

為替市場は、昨日の米国時間で最弱通貨となっていた豪ドルが、本日のアジア時間では最弱通貨となっている。豪ドル円は他のクロス円が下落する中下値を固めており、97.025から97.448まで上昇。一時的に時間足20MAを上抜けた。上位足の4時間足では、20MAが下値サポートとなっているため、上昇が継続するのか注目したいところだ。

本日の指標は、14:00に日・景気ウォッチャー調査、16:00にトルコ・経常収支、英・月次GDP、英・鉱工業生産、英・製造業生産高、英・貿易収支、16:45に仏・消費支出、仏・消費者物価指数、21:00に印・鉱工業生産、印・消費者物価指数、22:30に米・生産者物価指数、24:00に米・カシュカリ：ミネアポリス連銀総裁の発言が予定されている。原油高に伴い上昇しているオセアニア通貨の流れを注視したい。