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月初に米ドルが対円で上伸するのか米ドルの値動きを静観か

月初に米ドルが対円で上伸するのか米ドルの値動きを静観か

月初に米ドルが対円で上伸するのか米ドルの値動きを静観か
2023.08.01
本日のポイント
  1. 米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言
  2. 英・ネーションワイド住宅価格

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄が上昇となり、株高・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは81.6ドルまで上昇。天然ガスは2.64%まで下落している。主要貴金属5銘柄はすべてが上昇となり、特に上げ幅の大きかったパラジウムは、前日から約2,79%上昇。1,280ドルまで値を上げている。

為替市場は、昨日発表された米・7月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)が、前月の41.5から42,8へと上昇したことで、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は140.686から142.681まで約2円上昇。昨日の上昇にて、米ドル円は7月の月足が下ヒゲ陰線で確定した。米ドル円は、テクニカル的には4時間足20MAを上抜けての上昇基調となっているため、このまま米国時間にかけて米ドルが強含むのか、注目したい。

本日の指標は、15:00に英・ネーションワイド住宅価格、16:00にトルコ・製造業PMI、16:50に仏・製造業PMI、16:55に独・失業率、独・製造業PMI、17:00に欧・製造業PMI、17:30に英・製造業PMI、18:00に欧・失業率、南ア・製造業PMI、22:45に米・製造業PMI、23:00に米・ISM製造業景況指数、米・JOLT求人、米・建設支出、米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言が予定されている。月初に米ドルが対円で上伸するのか、米ドルの値動きを静観したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。