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BOE政策金利発表を明後日に控えたポンドの値動きを注視か

BOE政策金利発表を明後日に控えたポンドの値動きを注視か

BOE政策金利発表を明後日に控えたポンドの値動きを注視か
2023.05.09
本日のポイント
  1. 米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言
  2. 仏・貿易収支

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは73.0ドルまで上昇。先週末金曜日の下落幅の半値以上まで回復している。天然ガスも上昇し、2.23ドルとなっている。恐怖指数(VIX)は16.9まで低下。半導体指数(SOX)は3,024まで小幅に上昇している。

為替市場は、BOE政策金利発表を明後日に控えたポンドが、対米ドルで下落した。ポンド米ドルは1.2668から1.2605まで約60pips下落。4時間足20MAにて下げ止まった。ポンド米ドルは、日足・週足ともにRSIが70未満で推移しており、上昇のバッファを残している。日柄調整を挟んで、ポンドが対米ドルで強含むのか、注目したいところだ。

本日の指標は、15:00に英・ハリファックス住宅価格、15:45に仏・貿易収支、仏・経常収支、19:00に米・NFIB中小企業楽観指数、21:00にメキシコ・消費者物価指数と生産者物価指数、21:30に米・ジェファーソンFRB理事の発言、25:05に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、26:00に米・3年債入札が発表予定となっている。BOE政策金利発表を明後日に控えたポンドの値動きを、慎重に見極めたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。