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FOMCでのパウエルFRB議長の発言内容に警戒か

FOMCでのパウエルFRB議長の発言内容に警戒か

FOMCでのパウエルFRB議長の発言内容に警戒か
2022.12.14
本日のポイント
  1. 米・FOMC政策金利と声明発表
  2. 米・パウエルFRB議長の記者会見

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって2日続伸となり、株高・金利安・原油高の相場展開となった。米10年債利回りは3.5%を割り込み3.49%まで低下。原油WTIは75.2ドルを回復している。主要貴金属5銘柄は軒並み高となり、ゴールドは節目の1,800ドルを突破。今年6月29日以来の高値圏へと上昇した。

為替市場は、本日の米FOMCを前に、米ドルが軟化傾向にある。米ドル円は昨日の米CPI発表から下落となり、アジア時間の現在は135.575付近で推移している。テクニカル面では、今年3月4日からの上昇に当てたフィボナッチ・リトレースメントの戻り50.0%付近で停滞しているため、本日のFOMCでどう動くのか、慎重に注視したいところだ。

本日の指標は、16:00に英・消費者物価指数、英・小売売上高、16:30にスイス・生産者輸入価格、17:00に南ア・消費者物価指数、19:00に欧・鉱工業生産、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:30に加・製造業出荷、米・輸入物価指数、24:30に米・週間原油在庫、28:00に米・FOMC政策金利と声明発表、28:30に米・パウエルFRB議長の記者会見が予定されている。FOMCでのパウエルFRB議長の発言内容に十分警戒したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。