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米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言に要警戒か

米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言に要警戒か

米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言に要警戒か
2022.11.22
本日のポイント
  1. 米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言
  2. 加・ロジャースBOC上級副総裁の発言

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって反落となり、株安・金利高・原油横ばいの相場展開となった。昨日、OPECが増産の検討をしているとの報道が出ると、原油WTIは75.2ドルまで急落。しかしその後OPECが増産報道を否定したため、80.2ドルまで急回復した。暗号資産は前回安値を更新し、BTCUSDは一時15,500ドルまで下落した。

為替市場は、米債利回り上昇により米ドルが上昇したことから、ポンド米ドルが小幅ながらに下落した。ポンド米ドルは1.1896から1.1777まで約120pips下落。時間足200SMAが下値サポートとなり、本日のアジア時間では反発している。日足ベースではポンド米ドルは10MAに支えられる形で上方向を試しているため、米国時間の要人発言で反発が継続するのか注視したい。

本日の指標は、16:00にトルコ・消費者信頼感指数、豪・ロウRBA総裁の発言、22:30に加・小売売上高、24:00に米・リッチモンド連銀製造業指数、25:00に米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言、26:00に加・ロジャースBOC上級副総裁の発言、27:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、米・7年債入札、28:15に米・ジョージ:カンザスシティ連銀総裁の発言、28:45に米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言が予定されている。米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言に警戒しつつ、通貨の強弱性を見守りたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。