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米国時間での指標発表による価格変動に警戒か

米国時間での指標発表による価格変動に警戒か

米国時間での指標発表による価格変動に警戒か
2022.11.18
本日のポイント
  1. 加・住宅価格指数
  2. 米・景気先行指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって2日続落となり、株安・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは81.8ドルまで低下しており、主要貴金属4銘柄はそろって軒並み安となっている。特に下落の激しいパラジウムは、前日から2.9%下落し2,009ドル台での推移だ。BTCUSDは16,698ドル付近でプラスに転じている。

為替市場は、本日のアジア時間で米ドルが対円で緩やかに下落している。米ドル円は140.480から139.810まで70pips弱下落。時間足で上値を切り下げながらの下落へ転じている。4時間足ではちょうど20MAを下回った位置のため、米国時間での指標発表によりさらなる下落が見られるのか警戒したい。

本日の指標は、16:00に英・小売売上高、17:30に欧・ラガルドECB総裁の発言、22:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、22:15に英・マンMPC委員の発言、22:30に加・住宅価格指数、加・鉱工業製品価格、加・原料価格指数、22:40に米・コリンズ:ボストン連銀総裁の発言、24:00に米・中古住宅販売件数、米・景気先行指数、26:15に英・ハスケルMPC委員の発言が予定されている。米国時間での指標発表による価格変動に十分警戒したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。