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対米ドルで弱含んでいるユーロが持ち直すのか注視か

対米ドルで弱含んでいるユーロが持ち直すのか注視か

対米ドルで弱含んでいるユーロが持ち直すのか注視か
2022.08.16
本日のポイント
  1. 米・住宅着工件数
  2. 加・消費者物価指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって続伸となり、株高・金利安・原油安の相場展開となった。債券は買われ、米10年債利回りは2.79%まで低下している。原油WTIは4%以上の下落となり節目の90ドルを下抜け。88.1ドル台で推移している。また、貴金属が軒並み安となり、パラジウムの3.6%下落を筆頭に、ゴールドは1%弱下落の1,780ドルとなっている。

為替市場は、ドルインデックスが106.5まで上昇しており、クロス円が軒並み下落する中、米ドル円は往って来い相場となった。米ドルは対ユーロでも強含んでおり、ユーロ米ドルは1.0267から1.0154まで約110pips下落している。本日のアジア時間でも下値を試す値動きとなっているが、下落が一段落するのか注視したい。

本日の指標は、15:00に英・失業率、16:00にトルコ・住宅販売、18:00に独・ZEW景況感調査、欧・貿易収支、20:30にトルコ・住宅価格指数、21:15に加・住宅着工件数、21:30に加・消費者物価指数、加・国際証券取扱高、米・住宅着工件数、米・建設許可件数、22:15に米・鉱工業生産、米・設備稼働率、翌7:45にNZ・第2四半期生産者物価指数が発表予定となっている。対米ドルで弱含んでいるユーロが持ち直すのか、注視したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。