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お盆ウィーク最後の週末の価格動向に注目か

お盆ウィーク最後の週末の価格動向に注目か

お盆ウィーク最後の週末の価格動向に注目か
2022.08.12
本日のポイント
  1. 米・ミシガン大消費者信頼感指数
  2. 仏・消費者物価指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利高・原油高の相場となった。債券は売られ、米10年債利回りは2.86%まで上昇している。半導体指数(SOX)は下落し2,978となり、恐怖指数(VIX)は上昇し20.2付近での推移だ。日経平均は28,000円台を維持し、前日比2%以上の上昇となった。

為替市場は、レンジ推移を見せていたユーロ米ドルが上へと放たれ、1.0364まで上昇した。現在は1.0319付近での推移となっている。テクニカル的には、ユーロ米ドルは日足20MAに下値を支えられ上昇しているため、直近ネックラインである1.0368を上抜けるのかに注目したい。なお日足RSIは54.5で上昇傾向となっている。

本日の指標は、15:00に英・第2四半期GDP、英・鉱工業生産、英・製造業生産高、英・貿易収支、15:45に仏・消費者物価指数、16:00にトルコ・鉱工業生産、18:00に欧・鉱工業生産、21:30に米・輸入物価指数、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数、米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言が発表予定となっている。週末のお盆期間中の値動きが、米国時間の指標発表により変化するのか、慎重に静観したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。