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8月第1週はじめの値動きに注目か

8月第1週はじめの値動きに注目か

8月第1週はじめの値動きに注目か
2022.08.01
本日のポイント
  1. 独・小売売上高
  2. 米・建設支出

先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって3日続伸となり、株高・金利横ばい・原油安の相場展開となった。原油WTIは97.2ドル付近で推移している。ゴールドやシルバーなどの貴金属は横ばい推移となっており、ゴールドは1,760ドル台を維持している。一方、パラジウムと銅が1%以上の上昇となっており、パラジウムは現在2,090台での推移だ。

為替市場は、週明け大きな窓なくスタートした。クロス円が総じて下落する中、新興国通貨が軟調となっており、南アランドや韓国ウォンが1%近く下落している。本日の米ドル円は132.494付近で下落を試す値動きとなっており、先週安値を下回っている。このまま欧州時間にかけて下落が継続するのか慎重に判断したい。

本日は、15:00に独・小売売上高、16:00にトルコ・製造業PMI、16:50に仏・製造業PMI、16:55に独・製造業PMI、17:00に欧・製造業PMI、17:30に英・製造業PMI、18:00に欧・失業率、22:45に米・製造業PMI、23:00に米・ISM製造業景況指数、米・建設支出が発表予定となっている。今週は豪や英の政策金利発表にと、米の雇用統計を控えているため、大きな価格変動に警戒したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。