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7月最終日に円高となっている値動きは米国時間も継続なるか

7月最終日に円高となっている値動きは米国時間も継続なるか

7月最終日に円高となっている値動きは米国時間も継続なるか
2022.07.29
本日のポイント
  1. 米・シカゴ購買部協会景気指数
  2. 仏・消費者物価指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって2日続伸となり、株高・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは96.8ドルまで低下。対照的にゴールドとシルバーは上昇している。株価上により恐怖指数(VIX)は22.3まで4%弱下がっており、米10年債利回りも2.65%まで下落している。

為替市場は、昨日に引き続いて本日のアジア時間でも日本円が最強通貨となっている。昨日、米ドル円は約2.4円下落し、ユーロ円・ポンド円はそれぞれ2.9円・3.2円の下落となった。テクニカル的には、日足ベースで下落余力があるため、米国時間にかけて下落が継続するのか見守りたいところだ。

本日の指標は、15:00に独・輸入物価指数、15:30にスイス・小売売上高、15:45に仏・消費者物価指数、16:00にスイス・KOF先行指数、トルコ・貿易収支、16:55に独・失業率、17:00に独・第2四半期GDP(速報値)、18:00に欧・第2四半期GDP(速報値)、21:30に加・GDP、米・個人所得、米・PCEコア・デフレーター、22:45に米・シカゴ購買部協会景気指数、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数が発表予定となっている。7月最終日の下落しているクロス円が米国時間にかけて下伸するのか、しっかりと見極めたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。