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ボラティリティが上昇しているクロス円の動向に注目か

ボラティリティが上昇しているクロス円の動向に注目か

ボラティリティが上昇しているクロス円の動向に注目か
2022.05.19
本日のポイント
  1. 欧・ECB理事会議事要旨公表
  2. 米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって大幅下落となり、株安・金利安・原油安の完全リスクオフ相場となった。米10年債利回りは2.91%となっており、恐怖指数(VIX)は18%以上の上昇となり、30.9となっている。なおダウ平均は前日から1,000ドル以上の下落となり、31,490ドルでの着地となった。

為替市場は、昨日時点でポンドが最弱通貨となり、ポンド円は161.82から157.86まで約390pips下落した。直近のクロス円はボラティリティが非常に高くなっており、本日のアジア時間で、既に190pipsほど動いている。現在の159.64付近から反発上昇となるのか、慎重に静観したい。

本日の指標は、19:00に英・CBI企業動向調査、20:30に欧・ECB理事会議事要旨公表、21:30に加・鉱工業製品価格、加・原材料価格指数、米・新規失業保険申請件数、米・フィラデルフィア連銀景況指数、23:00に米・中古住宅販売件数、米・景気先行指数、米・週間天然ガス貯蔵量、29:00に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言がある予定だ。ボラティリティが上昇しているクロス円の動向に注視したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。