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豪ドル0.72ドル台、FRB議長発言後の上伸性を注視

豪ドル0.72ドル台、FRB議長発言後の上伸性を注視

豪ドル0.72ドル台、FRB議長発言後の上伸性を注視
2026.08.28
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本日のポイント
  1. カナダ第2四半期GDP
  2. ウォーシュFRB議長のジャクソンホール講演

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇した。NYダウは0.20%高の53,569.44ドル、S&P500は0.72%高の7,730.99ポイント、ナスダック総合指数は1.57%高の26,541.35ポイントで取引を終え、ナスダックの上昇率が最も大きかった。エヌビディアが市場予想を上回る売上高見通しを示したことで、AI関連株や半導体株を中心に買いが広がった。米10年債利回りは前営業日比約2.1bp上昇の4.67%付近となった。商品市場では、地政学リスクを背景とした供給懸念からWTI原油が1.58%高の1バレル83.53ドルへ上昇した。天然ガスも在庫増加幅が市場予想を下回ったことから2.3%高の100万BTU当たり2.907ドルとなった。貴金属は金先物が0.25%高の1トロイオンス4,609.70ドル、銀先物が2.12%高の69.429ドルとそろって上昇した。

為替市場は、オーストラリア7月家計支出が前月比1.1%と前回の1.0%および市場予想の0.4%を上回り、豪準備銀行による追加利上げ観測が強まったことで豪ドルが主要通貨の中で強含んだ。一方、米ドルはウォーシュFRB議長のジャクソンホール講演を控えて方向感を欠き、通貨ごとにまちまちの動きとなった。豪ドル米ドルは高値0.7199ドル、安値0.7166ドル、終値0.7196ドル付近と、約33pipsのレンジで上昇した。本日のアジア市場では0.7205ドルまで上値を伸ばし、約3カ月ぶりの高値を更新している。節目となる0.7200ドルを維持できれば上昇基調が意識されやすい一方、前日安値を含む0.7165~0.7170ドル付近が下値支持として機能するか注目したい。

本日の指標は、15:45にフランス8月消費者物価指数(CPI)速報値、18:00にユーロ圏8月経済信頼感、21:30にカナダ第2四半期GDPと6月GDPが発表される。カナダGDPは前期比年率で前回のマイナス0.1%から3.4%へ伸びが加速する予想だ。一方、6月GDPは前月比0.2%と前回の0.3%から伸びが鈍化すると見込まれている。22:45には米国8月シカゴ購買部協会景気指数、23:00にはウォーシュFRB議長のジャクソンホール講演と米国8月ミシガン大学消費者態度指数確報値が予定されている。特にウォーシュ議長が根強いインフレ圧力や今後の金融政策についてどのような認識を示すかが焦点となるため、米金利、米ドル、株式、貴金属の反応を慎重に見極めたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。