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米金利反発後のドル円159円台、PMIで方向感探る

米金利反発後のドル円159円台、PMIで方向感探る

米金利反発後のドル円159円台、PMIで方向感探る
2026.08.21
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本日のポイント
  1. ユーロ圏8月購買担当者景気指数(PMI、速報値)
  2. 米国8月購買担当者景気指数(PMI、速報値)

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落した。NYダウは1.32%安の52,759.21ドル、S&P500は0.87%安の7,641.16ポイント、ナスダック総合指数は1.00%安の26,067.17ポイントで取引を終え、NYダウの下落率が最も大きかった。米財務省による国債買い戻し拡大を受けた金利低下が一服し、米10年債利回りは前営業日比約4.7bp上昇の4.70%付近となった。小売大手の決算失望や原油高によるインフレ懸念も株価の重しとなった。商品市場では、WTI原油が2.3%高の1バレル87.83ドルへ上昇した一方、天然ガスは2.9%安の100万BTU当たり2.733ドルへ下落した。金現物は1トロイオンス4,516ドル付近でほぼ横ばいとなり、銀は1.9%上昇するなど貴金属はまちまちとなった。

為替市場は、米財務省の国債買い戻し拡大を受けたドル売りが一服し、米長期金利の反発を背景に米ドルが小幅に買い戻された。ドル指数は0.06%高の98.89付近となり、ドル円は高値159.18円、安値158.02円、終値159.07円付近と約1.16円のレンジを形成した。本日のアジア市場では、日本7月コア消費者物価指数(CPI)が前年同月比1.8%と前回の1.6%から加速し、日銀の追加利上げ観測が意識されるなか、ドル円は159.00円前後で推移している。上値では前日の高値に近い159.20円付近、下値では158.00円付近が意識されそうだ。米金利が高止まりする一方で日銀の利上げ観測も残るため、159円台で上値を伸ばせるか慎重に見極めたい。

本日の指標は、15:00に英国7月小売売上高、16:15にフランス、16:30にドイツ、17:00にユーロ圏、17:30に英国の8月購買担当者景気指数(PMI、速報値)が発表される。ユーロ圏では製造業PMIが51.8、サービス業PMIが51.5と、いずれも前回から小幅に低下する予想だ。22:45には米国8月PMI速報値が予定され、製造業PMIは53.9、サービス業PMIは54.0が見込まれている。23:00にはユーロ圏8月消費者信頼感(速報値)も発表される。米国債市場の不安定さが続くなか、欧米のPMIから景況感を確認し、米金利とドル円の反応を注視したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。