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米PPI控えドル円159円台の攻防を注視

米PPI控えドル円159円台の攻防を注視

米PPI控えドル円159円台の攻防を注視
2026.08.13
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本日のポイント
  1. 米国7月生産者物価指数(PPI)
  2. 米国前週分新規失業保険申請件数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちとなった。NYダウは0.04%安の53,770.27ドル、S&P500は0.26%高の7,748.50ポイント、ナスダック総合指数は0.54%高の26,588.49ポイントで取引を終え、ナスダックの上昇率が最も大きかった。米国7月消費者物価指数(CPI)が市場予想に沿った結果となったことや、AI関連企業の好決算がハイテク株を支えた。米10年債利回りは前営業日比1.26bp上昇の4.697%付近となった。商品市場では、WTI原油が1バレル83.27ドルへ小幅に上昇し、天然ガスも1.3%高の100万BTU当たり2.804ドルとなった。金現物は約0.9%高の1トロイオンス4,407ドル付近へ上昇し、銀やプラチナなどの主要貴金属も買われた。

為替市場は、米国7月CPIが総合で前月比0.1%、前年同月比3.4%、コア指数が前月比0.2%、前年同月比2.5%となり、いずれも市場予想に沿ったことが意識された。9月の米利上げ観測は後退したものの、ドル指数は0.17%高の99.97付近と底堅く推移した。ドル円は高値159.46円、安値158.72円、終値159.27円付近となり、約0.74円のレンジを形成した。本日のアジア市場では159.40円台で推移しており、上値では159.50円付近、下値では節目の159.00円付近が意識されそうだ。160.00円に近づく局面では追加の為替介入への警戒も残るため、米PPIを受けて159円台の攻防がどちらに傾くか慎重に見極めたい。

本日の指標は、15:00に英国第2四半期GDP速報値と6月貿易収支、18:00にユーロ圏6月鉱工業生産が発表される。最大の焦点は21:30の米国7月生産者物価指数(PPI)で、総合指数は前月比0.2%、前年同月比4.9%、食品・エネルギーを除くコア指数は前月比0.3%、前年同月比4.1%が予想されている。同時刻には米国前週分新規失業保険申請件数も発表され、20.2万件と前回の19.9万件から増加する見通しだ。前日のCPIを受けて9月の利上げ観測が後退するなか、PPIが物価圧力の鈍化を裏付けるか、米金利とドル円の反応を注視したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。