昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄が祝日により休場となり、金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは73.5ドルまで約0.67%上昇。天然ガスも同様に上昇し、前日から2.21%急騰。4.16ドル台まで値を上げた。主要貴金属5銘柄はすべてが下落となり、特に下落幅の大きかったプラチナは、前日から2.04%下落。1,297ドル台まで落ち込んだ。
為替市場は、アジア時間から米国時間にかけて終日オセアニア通貨が最弱となった。NZドル円は87.453から86.648まで下落。時間足ボリンジャーバンド+2σから-3σまで落ち込んだ。4時間足では20MAのサポートラインを下抜けている一方、日足では依然20MAより上位にて上昇トレンドが崩れていない状況だ。
本日の指標は、8:01に英・GFK消費者信頼感指数、8:30に日・消費者物価指数、15:00に英・小売売上高、独・生産者物価指数、15:40に日・植田日銀総裁の発言、17:00に欧・マネーサプライ、21:30に加・小売売上高、加・鉱工業製品価格、米・フィラデルフィア連銀景況指数、23:00に米・景気先行指数、欧・消費者信頼感指数が発表予定となっている。終日弱含んだオセアニア通貨の回復余地を慎重に静観したい。