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終日弱含んだオセアニア通貨の回復余地を静観か

終日弱含んだオセアニア通貨の回復余地を静観か

終日弱含んだオセアニア通貨の回復余地を静観か
2025.06.20
本日のポイント
  1. 日・消費者物価指数
  2. 独・生産者物価指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄が祝日により休場となり、金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは73.5ドルまで約0.67%上昇。天然ガスも同様に上昇し、前日から2.21%急騰。4.16ドル台まで値を上げた。主要貴金属5銘柄はすべてが下落となり、特に下落幅の大きかったプラチナは、前日から2.04%下落。1,297ドル台まで落ち込んだ。

為替市場は、アジア時間から米国時間にかけて終日オセアニア通貨が最弱となった。NZドル円は87.453から86.648まで下落。時間足ボリンジャーバンド+2σから-3σまで落ち込んだ。4時間足では20MAのサポートラインを下抜けている一方、日足では依然20MAより上位にて上昇トレンドが崩れていない状況だ。

本日の指標は、8:01に英・GFK消費者信頼感指数、8:30に日・消費者物価指数、15:00に英・小売売上高、独・生産者物価指数、15:40に日・植田日銀総裁の発言、17:00に欧・マネーサプライ、21:30に加・小売売上高、加・鉱工業製品価格、米・フィラデルフィア連銀景況指数、23:00に米・景気先行指数、欧・消費者信頼感指数が発表予定となっている。終日弱含んだオセアニア通貨の回復余地を慎重に静観したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。