先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄が上昇となり、株高・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは75.2ドルまで約1.9%低下した。天然ガスも同様に下落。3.8%低下し2.1ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく上昇したゴールドは、前日から1.9%上昇。2,505ドルまで値を上げた。
為替市場は、16日に発表された米・8月ミシガン大消費者信頼感指数が、前月の66.4から67.8にリバイスアップしたにも関わらず、米ドルが対円で弱含んだ。米ドル円は149.372から147.560まで下落。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足では辛うじて20MAがサポートとなっているものの上値を切り下げているため、欧州時間での値動きに警戒したい。
本日の指標は、8:01に英・ライトムーブ住宅価格、8:50に日・機械受注、11:30にタイ・実質GDP、13:00にマレーシア・貿易収支、22:15に米・ウォラーFRB理事の発言、23:00に米・景気先行指数、翌6:00に韓・消費者信頼感指数、7:45にNZ・貿易収支が発表予定となっている。米ミシガン大消費者信頼感指数改善も弱含んだ米ドル円の下値余地に警戒したい。