0.25%利下げにて下落したNZドルのRBNZ明けの値動きを注視か

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは1.5%低下し76.0ドルまで下落。一方の天然ガスは3.1%上昇し、2.2ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はすべてが下落となり、大きく低下したプラチナは、前日から1.7%値を下げ931ドルまで落ち込んだ。

為替市場は、RBNZ政策金利決定会合にて、0.25%利下げし政策金利が5.25%となったことで、NZドルが最弱通貨となった。NZドル円は89.415から88.001まで約140pips低下。時間足75MA下位まで下落した。4時間足ではすでに20MAより下位に位置しており、日足では20MAタッチからの反落に入っているため、欧州時間での継続した下落に警戒したい。

本日の指標は、8:50に日・実質GDP、10:30に中・新築住宅販売価格、豪・雇用統計、11:00に中・鉱工業生産、中・小売売上高、15:00に英・鉱工業生産、15:30にスイス・貿易収支、21:30に加・卸売売上高、米・新規失業保険申請件数、米・小売売上高、米・輸入物価指数、米・フィラデルフィア連銀製造業景気指数、23:00に米・NAHB住宅価格指数、米・企業在庫が発表予定となっている。0.25%利下げにて下落したNZドルのRBNZ明けの値動きを慎重に注視したい。