前日の米国市場ではS&P500が0.75%安、NASDAQが1.13%安、NYダウが0.68%安となった。強い米PMIを受けて米10年債利回りが5.10%付近へ上昇したほか、中東情勢への警戒から原油価格も急反発。Brent原油は3%超上昇した。高金利と原油高によるインフレ懸念が株式市場を圧迫し、半導体指数も1%超下落した。一方、本日の原油は外交協議への期待から反落し、Brentは102ドル前後、WTIも前日の高値から値を下げている。
為替市場ではドル指数が101付近と約2カ月ぶりの高値圏にあり、ドル円は157円台後半から158円近辺で推移している。金は23日に1%超下落し、本日は1オンス4,300ドル前後で推移。米金利上昇とドル高が上値を抑える材料となっている。暗号資産でも上値が重く、ビットコインは84,000ドル台まで下落している。米金利上昇とドル高が金や暗号資産の重しとなるなか、金利の上昇がさらに続くのかが重要となる。
本日は米新規失業保険申請件数、4-6月期経常収支、8月新築住宅販売件数が予定されている。新規失業保険申請件数は20.0万件、新築住宅販売件数は年率61.5万件が予想されている。前日の強いPMIを受けて10月利上げ確率は約7割へ上昇しており、指標が強ければドルと米金利がさらに上昇し、株式・金・暗号資産の重しとなる可能性がある。一方、弱い数字となれば債券売りの巻き戻しが進み、複数のリスク資産に買い戻しが入るかを確認したい。