前営業日の米国株式市場はS&P500が0.02%安、NASDAQが0.01%高、NYダウが0.31%安と小動きだった。一方、商品市場では中東情勢への警戒からBrent原油が3%超上昇し、1週間ぶりの高値圏で取引を終えた。本日は停戦や外交進展への期待を背景に原油価格が反落し、Brentは105ドル台、WTIは93ドル前後で推移している。地政学リスクによる供給懸念と外交進展への期待が交錯しており、原油は引き続き値幅の大きい展開となっている。
為替市場ではドル指数が101台前半と約2カ月ぶり高値圏にある。ドル円は本日一時158.8円台まで上昇した後、158円台前半へ反落した。米10年債利回りは一時5.22%台へ上昇し、高金利とドル高が金の重しとなっている。スポット金は4,270ドル前後まで下落し、週間では2%超の下落となる見通し。ビットコインも84,000ドル台で推移しており、週初の87,000ドル台から上値を切り下げている。米金利上昇とドル高が金や暗号資産にも影響を与えている。
本日は米8月耐久財受注と9月ミシガン大学消費者態度指数確報値が発表される。市場では10月の追加利上げ観測が大きく高まっており、耐久財受注が予想を上回ればドルと米国債利回りが一段と上昇する可能性がある。一方、弱い結果となれば急速に進んだ債券売りやドル買いが巻き戻される展開も考えられる。原油、ドル、金、ビットコインの値動きを横断的に注視しつつ、週末を前にしたポジション調整にも警戒したい。