日足10MAを下抜けるのか、ポンド円の方向性に注意か

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは75.4ドルまで上昇。天然ガスも上昇し、前日から約3.4%値を上げ2.27ドル付近で推移している。主要貴金属5銘柄はゴールドが唯一下落となり、前日から約0.4%下がり、2,016ドル台で変動している。

為替市場は、昨日発表された英・製造業PMIの速報値が、前月の46.2から47.3に回復したにも関わらず、ポンドが対円で下落した。ポンド円は188.458から187.106まで下落。時間足200SMA間際で下げ止まった。日足では、ポンド円は10MAが下値サポートとなり支持されているので、欧州時間での値動きに注意したい。

本日の指標は、8:50に日・対外株式投資、16:00にスウェーデン・生産者物価指数、16:45に仏・製造業景況指数、18:00に独・IFO景況指数、20:00に仏・失業者数、20:00に英・小売売上高、21:00に加・ビジネスバロメーター、22:00に米・建設許可件数、22:15に欧・ECB政策金利と声明発表、22:30に米・耐久財受注、米・GDP、米・新規失業保険申請件数、米・卸売在庫、米・GDP、22:45に欧・ラガルドECB総裁の記者会見、24:00に米・新築住宅販売件数、27:00に米・7年債入札が発表予定となっている。日足10MAを下抜けるのか、ポンド円の方向性を慎重に見極めたい。