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欧・消費者信頼感指数(速報値)にてユーロが強含むのか注目か

欧・消費者信頼感指数(速報値)にてユーロが強含むのか注目か

欧・消費者信頼感指数(速報値)にてユーロが強含むのか注目か
2023.06.22
本日のポイント
  1. 欧・消費者信頼感指数
  2. 米・中古住宅販売件数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって続落となり、株安・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは72.1ドルまで反発。一時72ドルをタッチした。天然ガスは7%弱の上昇となり、2.67ドルまで反発。一昨日の下げ幅を相殺した。主要貴金属5銘柄はすべてが下落となり、特に下げ幅の大きかったパラジウムは、1,333ドル台まで低下している。

為替市場は、本日消費者信頼感指数の速報値を控えているユーロが、対米ドルで上昇した。ユーロ米ドルは1.0905から1.0995まで90pips弱上昇。日足上昇ウェッジの上限ラインである1.1110へ向けての値動きとなった。ユーロ米ドルは、上昇ウェッジの上限と週足200EMAラインが重なるため、週足200EMAに向けての上昇の値動きが継続するのか注目したいところだ。

本日の指標は、16:30にスイス・SNB政策金利と声明発表、17:00に米・ウォラーFRB理事の発言、20:00に英・BOE政策金利と声明発表、トルコ・TCMB政策金利と声明発表、21:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・第1四半期経常収支、22:55に米・ボウマンFRB理事の発言、23:00に米・中古住宅販売件数、米・パウエルFRB議長の議会証言、欧・消費者信頼感指数、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、24:00に米・週間原油在庫が発表予定となっている。欧・消費者信頼感指数にてユーロが強含むのか、方向性をじっくりと静観したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。