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米CPI発表にて上向いた米ドルが上伸となるのか注目か

米CPI発表にて上向いた米ドルが上伸となるのか注目か

米CPI発表にて上向いた米ドルが上伸となるのか注目か
2023.03.15
本日のポイント
  1. 米・NAHB住宅市場指数
  2. 米・生産者物価指数(PPI)

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって反発となり、株高・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは72.4ドルまで低下。昨年12月上旬からのレンジ下限へと逆戻りした。主要貴金属5銘柄はまちまちの値動きとなり、パラジウムとシルバー以外が反落している。投資家心理を示す恐怖と欲望指数(Fear & Greed Index)は、恐怖を示す25まで低下している。

為替市場は、昨日の米・CPI発表にて米ドルが強さを取り戻した。米ドル円は133.018から134.889まで上昇。時間足20MAに沿っての上昇トレンドが発生した。米CPI発表後に上昇し一時的に反落したものの、本日のアジア時間では再び上方向を目指す値動きとなっており、現在は134.604付近で推移しているため、米国時間での上伸に注目したい。

本日の指標は、16:00にトルコ・住宅販売、16:45に仏・消費者物価指数、19:00に欧・鉱工業生産、20:00に南ア・小売売上高、米・MBA住宅ローン申請指数、21:15に加・住宅着工件数、21:30に米・小売売上高、米・生産者物価指数、米・NY連銀製造業景気指数、22:00に加・中古住宅販売件数、23:00に米・企業在庫、米・NAHB住宅市場指数、23:30に米・週間原油在庫が発表予定となっている。米CPI発表にて上向いた米ドルが上伸となるのか、注意深く見守りたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。