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ISM非製造業景気指数の発表で米ドルが揺れ動くのか注視か

ISM非製造業景気指数の発表で米ドルが揺れ動くのか注視か

ISM非製造業景気指数の発表で米ドルが揺れ動くのか注視か
2023.03.03
本日のポイント
  1. 英・サービス業PMI
  2. 加・住宅建設許可

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって反発となり、株高・金利高・原油横ばいの相場展開となった。原油WTIは77.9ドル付近で推移しており、商品市場が全般的にレンジのような小動きとなっている。投資家心理を示す恐怖と欲望指数(Fear & Greed Index)は、強欲からニュートラルの49へと低下している。

為替市場は、ドルインデックスが一時105.1まで上昇したものの、高値圏から低下し104.8となり、米ドルが対円で小反発となった。米ドル円は136.026から137.083まで上昇。昨年12月20日の水準まで上昇した。しかしながら、137円台に留まることはなく、時間足20MAを下抜けて反落。アジア時間の現在は、136.526付近で推移している。本日の米・ISM発表により流れが変化するのか、慎重に注視したい。

本日の指標は、16:00に独・貿易収支、トルコ・消費者物価指数、16:45に仏・鉱工業生産、仏・製造業生産指数、8:30に英・サービス業PMI、22:30に加・住宅建設許可、加・第4四半期労働生産性、23:45に米・サービス業PMI、24:00に米・ISM非製造業景況指数、25:00に米・ローガン:ダラス連銀総裁の発言、26:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、28:00に米・ウォラーFRB理事の発言、29:00に米・ボウマンFRB理事の発言が予定されている。米・ISM非製造業景気指数の発表で米ドルが揺れ動くのか、方向性を慎重に見極めたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。