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来週の中国・春節を前に上昇している豪ドルの値動きを注視か

来週の中国・春節を前に上昇している豪ドルの値動きを注視か

来週の中国・春節を前に上昇している豪ドルの値動きを注視か
2023.01.17
本日のポイント
  1. 米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言
  2. 米・NY連銀製造業景気指数

昨日は、米国市場がキング牧師記念日により休場となった。先物市場はダウ平均CFDが小幅マイナスとなり、34,295ドル付近での推移となっている。米10年債利回りは上昇し、金利高・原油安の相場展開が見られている。原油WTIは、今年高値付近までの反発から再び下落し、79.1ドル台まで反落している。暗号資産は、BTCUSDが21,127ドル付近での横ばい推移だ。

為替市場は、オセアニア通貨同士の豪ドル/NZドルが昨日の反落を終え、再び上昇基調となっている。豪ドル/NZドルは1.0879から1.0916まで上昇。4時間足20MAが下値サポートとなり反発している。日足ベースでは、昨年9月28日からの下落トレンドラインに当てたフィボナッチ・リトレースメントの38.2%を超えてきているため、豪ドル/NZドルの継続した上昇の値動きが見られるのか、注目したい。

本日の指標は、16:00に英・雇用統計、独・消費者物価指数、トルコ・住宅販売、19:00に独・ZEW景況感調査、欧・ZEW景況感調査、20:30にトルコ・住宅価格指数、22:15に加・住宅着工件数、22:30に加・消費者物価指数、加・国際証券取扱高、米・NY連銀製造業景気指数、29:00に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言が予定されている。来週の中国・春節を前に、上昇している豪ドルの値動きを注視したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。