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米・クックFRB理事の発言に注意か

米・クックFRB理事の発言に注意か

米・クックFRB理事の発言に注意か
2023.01.06
本日のポイント
  1. 米・クックFRB理事の発言
  2. 米・雇用統計

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利高・原油横ばいの相場展開となった。昨日発表された米・12月購買担当景気指数(PMI)は、サービス業が前回値と市場予想を上回り44.7となったことで、ドルインデックスが105.0まで上昇。株安・米ドル高の様相となった。主要貴金属5銘柄は銅以外が下落となり、ゴールドは1,838ドルへと低下している。

為替市場は、ポンドが最弱通貨となり、ポンド円は160.014から158.428まで約140pips下落した。ただ、ポンド円は4時間足では20MAが下値支持線として機能しており、本日のアジア時間では上方向を目指す値動きとなっているため、欧州時間にかけての対円でのポンドの上昇の勢いに注目したいところだ。

本日の指標は、16:00に独・製造業受注、英・ハリファックス住宅価格、16:30にスイス・小売売上高、19:00に欧・消費者物価指数、22:30に加・雇用統計、米・雇用統計、24:00に加・Ivey購買部協会指数、米・ISM非製造業景況指数、25:15に米・クックFRB理事の発言、米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、26:15に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、27:00に米・ジョージ:カンザスシティ連銀総裁の発言が予定されている。米・クックFRB理事の発言に注意しつつ、各種通貨強弱を慎重に注視したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。