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円安が継続となるのか価格動向を注視か

円安が継続となるのか価格動向を注視か

円安が継続となるのか価格動向を注視か
2022.10.19
本日のポイント
  1. 英・消費者物価指数
  2. 米・地区連銀経済報告(ベージュブック)

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって続伸となり、株高・金利高・原油安のリスクオン相場が展開された。ナスダックは前日比プラス0.90%の10,772ポイントまで回復。日足20MA直下の位置まで上昇した。商品市場は、貴金属が小幅に反発している。シルバーは18.7ドル付近での推移となっている。ゴールドも1,650ドル台を維持している。

為替市場は、昨日、独・10月ZEW景況感調査が発表され、市場予想のマイナス66.5から上振れマイナス59.2となったユーロが底堅く推移している。ユーロ円は、昨日の欧州時間で米ドル円と同じく投機的な値動きが見られたものの、147.253まで上昇した。ただ、為替介入への警戒感が強まってきており、米ドル円の反落とともにユーロ円も下げる可能性があるため、方向感に警戒したい。

本日の指標は、15:00に英・消費者物価指数、英・小売売上高、英・生産者物価指数、18:00に欧・消費者物価指数、21:30に加・消費者物価指数、米・住宅着工件数、22:00に英・カンリフBOE副総裁の発言、23:30に米・週間原油在庫、24:00に英・マンMPC委員の発言、26:00に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、27:00に米・地区連銀経済報告が発表予定となっている。円安が継続となるのか、価格動向を慎重に注視したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。