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米・消費者物価指数が予想通り8.1%となるのか要警戒か

米・消費者物価指数が予想通り8.1%となるのか要警戒か

米・消費者物価指数が予想通り8.1%となるのか要警戒か
2022.10.13
本日のポイント
  1. 米・消費者物価指数
  2. 米・週間天然ガス貯蔵量

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利安・原油安のリスクオフ相場が展開された。投資家心理を示す恐怖と欲望指数(Fear & Greed Index)は、恐怖心が著しい18まで低下している。米10年債利回りは一時3.88%まで低下。現在は3.92%台となっている。また、商品市場は貴金属が軒並み安となっており、シルバーが1%以上の下落を見せ18.96ドルとなった。

為替市場は、本日の米・CPI発表を前に米ドルが対円で上値を重くしている。本日の米・CPIは前回値の8.3%から低下し8.1%予想となっており、インフレが落ち着き下振れた場合は、米ドル円の下落が見込まれるだろう。現在の米ドル円は146.832付近で推移しているが、4時間足で20MAより上位に位置しているため、調整の値動きが見られるのか注視したい。

本日の指標は、15:00に独・消費者物価指数、15:30にスイス・生産者輸入価格、20:00に英・マンMPC委員の発言、21:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・消費者物価指数、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、24:00に米・週間原油在庫、26:00に米・30年債入札が発表予定となっている。米・消費者物価指数が予想通り8.1%となるのか、しっかりと見守りたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。