欧米のPMI速報値発表による値動きに警戒か

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって続落となり、株安・金利高・原油高の相場展開となった。天然ガスや大豆が大幅上昇となる中、ゴールド・シルバー・プラチナ・パラジウムは大幅下落となり、ゴールドは1,736ドル台での推移となっている。BTCUSDは値動きが荒くなっており、現在は21,277ドル付近だ。

為替市場は、今年高値更新にもっとも近かったスイスフラン円が急落し、143.243から142.251まで値を下げた。フラン円は時間足で三尊天井を形成したのち下落しているが、4時間足では20MAの真上で下落を死守しているため、欧州時間にかけての方向性に注目したい。

本日の指標は、16:00にトルコ・消費者信頼感指数、16:15に仏・製造業/サービス業PMI（速報値）、16:30に独・製造業/サービス業PMI（速報値）、17:00に欧・製造業/サービス業PMI（速報値）、17:30に英・製造業/サービス業PMI（速報値）、22:45に米・製造業/サービス業PMI（速報値）、23:00に米・新築住宅販売件数、26:00に米・2年債入札が発表予定となっている。欧米のPMI速報値発表による値動きに警戒したい。