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RBNZ利上げ後もNZドル軟調、カナダ中銀を注視

RBNZ利上げ後もNZドル軟調、カナダ中銀を注視

RBNZ利上げ後もNZドル軟調、カナダ中銀を注視
2026.09.02
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本日のポイント
  1. 米国8月ADP雇用統計
  2. カナダ銀行政策金利

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落した。NYダウは0.79%安の52,766.88ドル、S&P500は0.71%安の7,631.47ポイント、ナスダック総合指数は1.03%安の26,099.77ポイントで取引を終え、ナスダックの下落率が最も大きかった。中東情勢の緊迫化を受けて原油価格が急伸し、インフレ再加速への警戒から米長期金利も上昇したことが株式市場の重しとなった。米10年債利回りは前営業日比約4bp上昇し、4.80%近辺となった。商品市場では、WTI原油が5.2%高の1バレル90.22ドルへ上昇した一方、天然ガスは1.1%安の100万BTU当たり2.904ドルへ下落した。米金利上昇を受けて貴金属も売られ、中心限月の金先物は1.88%安の1トロイオンス4,348.00ドル、銀先物は2.42%安の64.618ドルで取引を終えた。

為替市場は、中東情勢の悪化を背景とした原油高と米長期金利の上昇が意識され、米ドルが主要通貨に対して強含んだ。ドル指数は0.27%高の99.68付近まで上昇し、米国8月ISM製造業景況指数が前回の55.6から54.6へ低下し、市場予想の55.2を下回った後もドル買いの流れは大きく崩れなかった。NZドル米ドルは高値0.5930ドル、安値0.5886ドル、終値0.5892ドル付近となり、約44pipsのレンジで下落した。安値は直近3営業日の安値を更新している。本日11:00のニュージーランド準備銀行(RBNZ)会合後にはNZドルの下落が主要通貨の中で目立ち、NZドル米ドルは0.5826ドル付近まで下落した後、0.5845ドル前後で推移している。0.5825ドル付近を割り込むと0.5800ドルが次の節目として意識されやすく、反発した場合も0.5885ドルから0.5900ドル付近では上値の重さが意識されそうだ。

本日の指標は、11:00にニュージーランド準備銀行(RBNZ)が政策金利を2.50%から2.75%へ引き上げた。利上げ幅は市場予想と一致したものの、今後の引き締め姿勢が想定ほど強くないと受け止められ、発表後はNZドル売りが優勢となった。17:30には南アフリカ第3四半期BER企業信頼感指数、20:00には米国MBA住宅ローン申請指数が発表される。21:15の米国8月ADP雇用統計は前月比4.8万人増と、前回の4.4万人増から小幅に伸びる予想だ。22:45にはカナダ銀行が政策金利を発表し、2.25%での据え置きが見込まれている。23:30頃にはマックレム総裁とロジャース上級副総裁の記者会見も予定されている。23:00には米国7月製造業新規受注、27:00には米地区連銀経済報告(ベージュブック)が公表されるため、北米通貨と債券市場の反応を慎重に見極めたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。