昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは66.9ドルまで約0.85%低下。天然ガスは比較的穏やかな値動きとなり、4.06ドル台での横ばい推移となった。主要貴金属5銘柄はすべてが上昇となり、特に上げ幅の大きかったシルバーは、前日から2.38%上昇。33.8ドル台まで値を上げた。
為替市場は、日本円が欧州時間から米国時間にかけて最強通貨となった。ポンド円は192.317から190.744まで下落。時間足20MAに沿って下降した。4時間足ではボリンジャーバンド+3σからの反落となっており、日足では75MAに上値をレジストされての価格転換が見られている。
16:00に独・卸売物価指数、英・月次GDP、独・消費者物価指数、英・鉱工業生産、英・製造業受注、16:45に仏・消費者物価指数、21:30に加・製造業売上高、加・卸売売上高、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数が発表予定となっている。米国時間で強含んだ日本円の上伸性に注目したい。