loading
search

円売り米ドル売り相場となった強弱性が変化するのか注意か

円売り米ドル売り相場となった強弱性が変化するのか注意か

円売り米ドル売り相場となった強弱性が変化するのか注意か
2024.09.27
本日のポイント
  1. 米・クーグラーFRB理事の発言
  2. 仏・生産者物価指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは67.4ドルまで2%以上低下。天然ガスに至っては4.02%下落し2.72ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はパラジウム以外が上昇となり、唯一下落したパラジウムは、前日から2.1%低下し1,031ドル台まで値を下げた。

為替市場は、円売り米ドル売りの相場展開となった。特に強含んだ豪ドルに対し円は下落。豪ドル円は98.623から99.897まで上昇した。4時間足ではボリンジャーバンド+2σに沿ってのバンドウォークが確認され、日足では200SMAのレジスタンスラインをすでに上抜けている。このまま豪ドルが対円で勢力を増していくのか、月末の値動きに注意したい。

本日の指標は、8:30に日・東京都区部消費者物価指数、14:00に日・景気先行CI指数、15:45に仏・消費者物価指数、仏・生産者物価指数、仏・消費者支出、16:00にトルコ・貿易収支、トルコ・経済信頼感、16:55に独・失業率、19:00に英・CBI流通取引調査、20:15に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、21:30に加・GDP、米・個人所得、米・PCEデフレーター、22:30に米・クーグラーFRB理事の発言、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数が発表予定となっている。円売り米ドル売り相場となった強弱性が変化するのか、週末の値動きに注意したい。

author

著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。