4日続伸しているフラン円が値を伸ばすのか注目か

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは80.2ドルまで上昇。天然ガスも同様に上昇し、2.8ドル台で推移している。主要貴金属5銘柄はパラジウム以外が上昇となり、唯一下落したパラジウムは、前日から1.2%値を下げ993ドル台まで落ち込んだ。

為替市場は、スイスフランが米国時間で最強通貨となった。フラン円は171.425から172.472まで上昇。時間足10MAに沿っての価格上昇が見られた。4時間足ではボリンジャーバンド+2σに沿って値を上げており、日足では20MAタッチからの反発上昇となっている。このままスイスフランが対円で上昇していくのか、慎重に静観したい。

本日の指標は、9:30に豪・westpac先行指数、10:00にNZ・企業信頼感指数、10:30に豪・消費者物価指数、14:00に日・消費者態度指数、15:00に独・GFK消費者信頼感指数、スウェーデン・小売売上高、15:45に仏・消費者信頼感指数、17:00に欧・マネーサプライ、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、20:30にブラジル・財政収支、20:30に印・マネーサプライ、21:00に独・消費者物価指数、ブラジル・雇用統計、23:00に米・リッチモンド連銀製造業指数、27:00に米・地区連銀経済報告（ベージュブック）が発表予定となっている。4日続伸しているフラン円が値を伸ばすのか、じっくりと静観したい。