強含んでいるNZドルの価格の伸びが見られるのか注視か

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは85.1ドルまで約1.2%上昇。天然ガスも同様に上昇し1.84ドル台で推移している。主要貴金属5銘柄はすべてがプラスとなり、シルバーは前日から4.1%上昇し26.3ドルまで価格が伸びた。

為替市場は、来週のRBNZを控えたNZドルが米国時間で強含んだ。NZドル円は90.124から90.583まで上昇。時間足20MA下位から上位に躍り出る形での上昇が見られた。4時間足ではRSIが40からの上昇局面となっている一方、日足では20MAより下位での推移となっているため、米国時間での強弱性に警戒したいところだ。

本日の指標は、10:45に中・財新サービス業PMI、15:45に仏・財政収支、16:00にトルコ・消費者物価指数、トルコ・生産者物価指数、18:00に欧・消費者物価指数、欧・失業率、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:15に米・ADP全米雇用者数、21:30に米・ボスティック：アトランタ連銀総裁の発言、22:45に米・サービス業PMI、米・ボウマンFRB理事の発言、23:00に米・ISM非製造業景況指数、23:30に米・週間原油在庫、25:00に米・グールズビー：シカゴ連銀総裁の発言、25:10に米・パウエルFRB議長の発言が発表予定となっている。強含んでいるNZドルの価格の伸びが見られるのか注視したい。