昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって大幅続落となり、株安・金利安・原油安の総悲観ムードとなった。ナスダックの4%以上の下落に加え、暗号資産界隈も大きく下落しており、BTCUSDは本日のアジア時間で節目の3万ドルを割り込み、一時29,750ドルまで急落した。
為替市場は、ユーロ円が高値圏でのもみ合い推移となっており、ユーロ円は136.49から138.91の間で方向感を探る値動きとなった。ただ本日のアジア時間では米ドルの上値が重い状態に対し底堅く推移しており、ユーロ円は現在138.02付近となっているため、欧州時間からどう動くのか注視したい。
本日の指標は、16:00にトルコ・失業率、18:00に独・ZEW景況感調査、19:00に米・NFIB中小企業楽観指数、20:40に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、22:15に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、23:00に独・ナーゲル:独連銀総裁の発言、26:00に米・3年債入札、米・ウォラーFRB理事の発言、米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、28:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言がある予定だ。底堅さを見せているユーロの値動きに注目したい。