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英・製造業PMI回復で上昇したポンド円の上伸性に注目か

英・製造業PMI回復で上昇したポンド円の上伸性に注目か

英・製造業PMI回復で上昇したポンド円の上伸性に注目か
2025.03.04
本日のポイント
  1. 日・雇用統計
  2. 仏・財政収支

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは68.2ドルまで低下。一方の天然ガスは10.1%上昇し、4.14ドル台まで値を上げた。主要貴金属5銘柄はすべてが上昇。特に上げ幅の大きかったパラジウムは、前日から2.48%上昇。949ドル台で推移した。

為替市場は、昨日発表された英・2月製造業PMIが、前月の46.4から46.9に上振れたことで、ポンドが対円で上昇した。ポンド円は188.834から191.948まで上昇。時間足20MA下位から上位へと移行した。4時間足では上値抵抗帯として機能していた200SMAを上抜けており、日足ではボリンジャーバンド+3σまでローソク足が伸びている。

本日の指標は、6:45にNZ・住宅建設許可、8:30に日・雇用統計、8:50に日・第4四半期設備投資、日・マネタリーベース、9:30に豪・経常収支、豪・小売売上高、韓・製造業PMI、豪・RBA議事録公開、14:00に日・消費者態度指数、16:45に仏・財政収支、18:30に南ア・実質GDP、19:00に欧・雇用統計、28:20に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言が発表予定となっている。英・製造業PMI回復で上昇したポンド円の上伸性に注目したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。