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反発上昇したユーロ円の上伸性に注目か

反発上昇したユーロ円の上伸性に注目か

反発上昇したユーロ円の上伸性に注目か
2025.03.03
本日のポイント
  1. 欧・消費者物価指数
  2. 独・製造業PMI

先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは69.8ドルまで低下。天然ガスにいたっては約3.0%低下し、3.81ドル台まで値を下げた。主要貴金属5銘柄はパラジウム以外が下落となり、唯一上昇したパラジウムは、前日から約0.36%反発。916ドル台で推移した。

為替市場は、2月28日に発表された独・2月雇用統計にて、失業率が前月の6.2%と変わらなかったことで、ユーロが対円で反発した。ユーロ円は154.799から157.157まで上昇。時間足ボリンジャーバンド-2σから+2σまで回復した。4時間足では直近高値を更新しており、日足ではRSIが30に到達せずに反発している。

本日の指標は、9:30にインドネシア・製造業PMI、マレーシア・製造業PMI、タイ・製造業PMI、13:00にインドネシア・消費者物価指数、14:00に印・製造業PMI、16:00にトルコ・製造業PMI、トルコ・消費者物価指数、17:30に香港・小売売上高、スイス・製造業PMI、17:50に仏・製造業PMI、17:55に独・製造業PMI、18:00に欧・製造業PMI、18:30に英・製造業PMI、19:00に欧・消費者物価指数、23:45に米・PMI購買担当者景気指数、24:00に米・ISM製造業景気指数が発表予定となっている。反発上昇したユーロ円の上伸性に注目したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。