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日本市場が休場の中で強含んだ日本円の動向を注視か

日本市場が休場の中で強含んだ日本円の動向を注視か

日本市場が休場の中で強含んだ日本円の動向を注視か
2024.11.05
本日のポイント
  1. 米・貿易収支
  2. スイス・失業率

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄が下落となり、株安・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは71.5ドルまで上昇。天然ガスにいたっては7.5%上昇し2.78ドルまで値を上げた。主要貴金属5銘柄は銅以外が下落となり、唯一上昇した銅は、前日から約1.6%上昇。4.45ドル台での推移となった。

為替市場は、日本市場が祝日により休場となる中で円が買われ、円高傾向となった。下窓スタートとなった米ドル円は152.525から151.534まで下落。時間足20MAより下位での推移となった。4時間足では75MAライン直下まで価格が落ちており、日足ではサポートされていた10MAの上昇トレンドラインを下回っている。

本日の指標は、10:45に中・財新非製造業PMI、12:30に豪・RBA政策金利と声明発表、113:30に豪・ブロックRBA総裁の記者会見、15:45にスイス・失業率、16:45に仏・鉱工業生産、仏・製造業生産指数、仏・財政収支、18:30に英・非製造業PMI、22:30に加・貿易収支、米・貿易収支、23:45に米・非製造業PMI、24:00に米・ISM非製造業景況指数、27:00に米・10年債入札、翌6:45にNZ・第3四半期失業率が発表予定となっている。日本市場が休場の中で強含んだ日本円の動向を慎重に注視したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。