昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって引けにかけて反発となり、株高・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは67.6ドルを回復。天然ガスも同様に上昇し、2.27ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はゴールド以外が上昇となり、唯一下落したゴールドは、前日から0.2%下落し2,513ドル台まで値を下げた。
為替市場は、本日の欧・ECB政策金利発表を控えたユーロが、対円で下落した。ユーロ円は157.015から155.457まで下落。時間足ボリンジャーバンド-2σに沿って下降した。4時間足では20MAタッチにて反落しており、日足ではRSIが30ラインまで下降しているため、本日のECBにて更なる下降が見られるのか警戒したい。
本日の指標は、8:01に英・RICS住宅価格指数、8:50に日・景況判断BSI、日・国内企業物価、日・対外/対内証券投資、15:00にスウェーデン・消費者物価指数、16:00にトルコ・経常収支、21:00にブラジル・小売売上高、印・消費者物価指数、21:15に欧・ECB政策金利と声明発表、21:30に加・住宅建設許可、米・生産者物価指数、米・新規失業保険申請件数、21:45に欧・ラガルドECB総裁の発言、23:25にスイス・ジョーダンSNB総裁の発言が予定されている。ECB直後の急激なユーロの値動きに十分注意したい。