昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは66.2ドルまで3%以上下落。一方の天然ガスは前日から4.3%上昇し、2.23ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく上昇したパラジウムは、前日から2.8%反発。971ドルを回復した。
為替市場は、米国時間で日本円が反発した。最弱通貨となった加ドルに対し、円は大きく上昇。加ドル円は105.892から103.996まで低下した。4時間足では20MAが上値抵抗帯として機能しており、日足では10MAに沿っての下落トレンドが継続している。本日の米国時間で日本円がさらに強含んでいくのか、方向性に注目したい。
本日の指標は、6:05にNZ・シルクRBNZ総裁補佐の発言、8:00に韓・雇用統計、9:20に豪・ハンターRBA総裁補佐の発言、10:00に米・大統領選候補者テレビ討論会、15:00に英・鉱工業生産、英・製造業生産高、英・貿易収支、英・GDP、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:00にメキシコ・鉱工業生産、21:30に米・消費者物価指数、23:30に米・週間原油在庫、26:00に米・10年債入札が発表予定となっている。米国時間で反発した日本円が勢力を維持するのか、方向性に注目したい。